ご実家を相続された方などから、「古くなった家を解体して、更地にしてから売った方がいいのでしょうか?」というご相談をよくいただきます。
確かに、すっきりとした土地の方が見た目も良く、すぐに売れそうなイメージがありますよね。
しかし、これはメリットもあれば、注意すべき点もある、非常に悩ましい問題です。
どちらが良い、と一概に言えない部分もあります。
まず、家屋を解体して更地で売却するメリット。
一番大きいのは、「買い手の幅が広がる」ことでしょう。
買主様の中には、「自分たちの好きなハウスメーカーで、自由に設計した新築の家を建てたい」と考えている方がたくさんいらっしゃいます。
更地であれば、そういった方々の希望にぴったりと合致します。
土地の広さや形、日当たりなども正確に把握できるため、買主様も「ここにこんな家を建てて…」と、新しい生活のイメージを具体的に膨らませやすいです。
一方で、注意すべきデメリット。
当然ながら、建物の「解体費用」が発生します。
建物の構造や大きさ、立地条件によって金額は大きく変わりますが、決して小さな出費ではありません。
そして、もう一つ重要なのが「税金」の問題。
住宅が建っている土地は、「住宅用地の特例」という制度によって固定資産税が大幅に軽減されています。
しかし、建物を解体して更地にしてしまうと、この特例が適用されなくなってしまうのです。
その結果、翌年からの固定資産税が、最大で6倍に跳ね上がってしまう可能性も。これは本当に大きな負担です。
更地にすべきか、建物を残した方がよいかは状況によりますので、お気軽にお問い合わせください。